条件付き無職なら借りれる
一般的には無職の場合借り入れできませんし、不動産という担保があったとしても銀行から融資を受けるのは難しいことが多いです。
不動産担保ローンの審査基準のメインとなる項目が、担保にする不動産の不動産評価です。個人の属性などその他の項目も十分考慮されますが、メインの不動産評価さえしっかりしていれば、融資自体は難しいことではありません。
パターンその1
不労所得がある
不動産経営や投資などによる不労所得がある場合、また年金も収入とみなされるため、働いていなくても定期的に収入があれば融資の対象者となります。
パターンその2
起業前の期間限定無職
前職と転職後にインターバルがある場合、どうしても無職の期間ができてしまうことはあります。
ですが起業や転職が確定している場合、一時的に無職でも将来的には収入があると判断されれば、融資の対象者となります。
不動産評価以外の評価項目
不動産担保ローンの審査の場合、不動産評価額を審査の柱として評価を行います。
銀行の審査が厳しいといわれるのは、不動産評価額の他に下記のような個人の信用情報などの項目を加味して審査するためです。
- 年齢
- 年収
- 職業
- 勤続年数 etc
銀行はその他の融資業者と違って資金源がユーザーの預貯金のため、万が一にも損益が出ないよう、手堅く石橋を叩くような審査姿勢となっています。
また、不動産の評価自体も相場より辛めに評価する傾向にあります。
銀行の相場は不動産評価の5割
銀行の不動産担保ローンの場合、融資額の相場は不動産評価額の5割程度となります。
つまり不動産評価が1千万円の担保の場合、500万円の融資が可能ということになります。
ノンバンクなら不動産評価額の7割前後
ノンバンクはその名の通り預金業務は行っていないので、融資するお金は自社の資金からとなります。不動産という担保もあるため、無担保ローンより審査を柔軟にすることができ、借りる側からしても不動産担保の強みを活かすことができます。
期間限定の無職でも融資には問題ありませんし、1千万円の不動産の場合、700万円前後の融資が可能です。