通称「権利証」とは、不動産上の所有権の保存・移転などの登記をした時に、登記所から交付される登記済証のことです。現在は登記識別情報（登記名義人となった者に通知される暗証番号）制度になっています。「権利証」も「登記識別情報」もその不動産の所有者であること第三者に証明する有力な証拠となります。
権利書を紛失したら借りれなくなる？
権利証は、登記手続きが完了したことを証明するものなので、登記所の登記簿には、登記したときの記録が残っています。
したがって、権利証を紛失したからといって、所有権がなくなる訳ではありません。
権利書の再発行はできませんが、本人ということが証明できれば、不動産担保ローンの利用は可能です。
権利証を無くしても、きちんとした融資会社なら、無くしたとき用の対応を教えてくれます。