信頼できる不動産担保ローン融資会社の条件
信頼して利用できる不動産担保ローンを探すのは、なかなか難しいのではないかと思う方もいらっしゃると思います。
不動産担保ローンを利用したくても、金額が大きい取引なだけに、慎重になりますよね。
まして、万一返済ができなくなった時には、大切な不動産を失う可能性もあります。
手続きや対処法など、分からない事が多くて不安に思う事もあるかと思います。
そこで、きちんとした営業をしている不動産担保ローン業者の選び方のコツをご紹介しておきたいと思います。
登録貸金業者を見抜こう
登録貸金業者とは?
貸金業を行う場合は財務局に登録申請をします。
つまり国に認められて貸金業を行う正規の金融会社かどうかを、登録貸金業者かどうかで見分けることができます。
登録業者かどうかというのは、信頼できる金融会社を選ぶ際のひとつの目安となります。
公式サイトの会社情報のページに
○○○知事(3)12345号
このような表記を見たことはありませんか?
これは、法に則ってしっかりと経営している金融業者を見分ける一番簡単なものです。
複数の都道府県に営業所を持っている貸金業者は、本社がある管轄の財務局長の登録を受けます。
ひとつの都道府県内に営業所を持つところは、各都道府県知事の登録を受けます。
偽物(ニセモノ)の業者に注意!
ただ、既存の貸金会社の登録番号を偽る悪質な業者もいれば、アコムやアイフルなど大手貸金業者の子会社のような名前を付ける悪質業者もいるため、面倒でも金融庁の登録貸金業者情報検索サービスで調べましょう。
それでも全ての悪質業者が掲載されている訳ではありません。
違法業者は常に社名を変えたりしながら顧客をだます方法を考えています。
悪質業者の手口
まだ情報共有されていない悪質業者に出会ってしまった時のために、悪質業者の手口を知っておくことも重要です。
事務手数料を先に払わせようとする
不動産担保ローンを借りるには、事務手数料の支払いが必要になります。
お金を借りたいのに払わないといけないの!?と思われるかもしれませんが、これは正規の金融会社から借りる時でも必要な費用となります。
問題は、その支払いをするタイミングです。
一般的に事務手数料は融資された資金から差し引かれますので、融資実行前に払うケースはほぼありません。
資金を受け取る前に執拗に事務手数料の支払いを求められる場合、事務手数料を払ったが最後、融資されずにそのお金は戻ってこないでしょう。
信用料を払わせようとする
信用料とはいっても呼び方が決まっている訳ではありませんが、とにかく融資の前にお金を払わせようとしてくる業者には注意してください。
そうすれば上に掛け合って、希望額満額を貸せるように審査を通します!
このように言われたらどうでしょうか?
騙される訳がないと思うかもしれませんが、急いでお金を用意しなければならなくなって焦っていると、後で『どうしておかしいと思わなかったんだろう?』というような判断をしてしまう事もあります。
あくまでも信用のための『預り金』であり一時的なもので、審査が通れば返すと言われるかもしれません。
しかし払ったが最後、融資は受けられずそのお金は戻ってきません。
こんな業者には注意しよう!
急いでお金を用意したいとき、顧客側が『早く借りたい!』と急かしてしまうことはあります。
ただし、貸金会社が契約前に急かしてきた時は注意してください。
ココに注意
融資契約前にお金を払う時は注意!!
このように肝に銘じておきましょう。