不動産担保ローンの年齢制限(融資可能な年齢)
キャッシングやローンなどには、年齢制限などが設けられている場合があります。特に銀行などの金融機関は年齢制限を引いている所が多く存在します。
年齢制限の例としては、60才までであったり完済時に75歳までであったりと様々です。
また、銀行では実際に掲げている条件よりもやや厳し目に審査する傾向があります。このため融資される額が減らされたり、融資そのものをして貰えないこともあります。
このように銀行のような金融機関は年齢制限を設けており、融資(借り入れ)を行いたいと思う人が制限されてしまいます。
そこで今、銀行以外の消費者金融が人気を集めています。
銀行以外の消費者金融とは?
銀行は貸金業務の他に預金業務も扱っていますが、貸金業のみを行ういわゆる消費者金融のことです。
銀行のような貸し渋りはなく、また不動産担保ローンの金利は銀行系のものと比べても遜色無いほど低いです。
不動産担保ローンと言っても、金融会社によってローンの条件や審査で重要視する内容は違うため、気になる金融会社を事前にしっかり吟味することをお勧めします。
中でもおすすめするのが、不動産担保ローンのみを扱う不動産担保ローン専門融資会社です。
適正な査定で貸してくれる不動産担保専門ローン
他の消費者金融はフリーローンやカードローンなどの無担保ローンのついでに不動産担保ローンを扱っている場合がありますが、不動産担保ローン専門融資会社であれば、不動産の目利きも過去の融資実績もけた違いで、知識も経験も豊富です。
不動産担保ローンでは特に大きなお金が動きますし、銀行でないと信用できない・不安だという方もいるかもしれません。
悪徳業者も存在しますが、真面目に経営している所がほとんどなので、銀行からの融資額では納得できないという方は、銀行以外の不動産担保ローンも検討してみることをお勧めします。
正規の不動産担保ローンを見分ける方法
きちんと法律を守り、正規の手続きを取って堅実に運営している融資会社は、必ず金融庁や日本貸金業協会などに加盟して許可を得ています。
また市外局番から始まる電話番号を持っており、下記のように、公式サイトに登録した加盟団体の登録番号を掲示しています。
例)日本貸金業協会会員 第XXXXXX号
東京都知事(X)第XXXXX号
※Xには数字が入ります。
※「東京都知事」とありますが、その会社が登録した地域ごとによって変わりますので、例えば「大阪府知事」や「愛知県知事」などの場合もあります。
さらに確実な情報を得るなら、金融庁のホームページで会社名や登録番号などを検索することをおすすめします。
他の会社の登録番号を勝手に使っている業者や、無登録の会社などを調べることができます。過去記事もご参考下さい。
登録貸金業者情報検索入力ページ(外部サイト) 不動産担保ローンの悪徳業者とは? 不動産担保ローンを利用するには初期費用が必要経費としてかかってきますが、この中の一つが『不動産の鑑定費用』です。 担保となる不動産の価値(評価額)を査定するのにかかる ...
https://clearing.fsa.go.jp/kashikin/index.php
不動産担保ローンの悪徳業者を見抜くには
不動産担保ローンと言っても、金融会社によってローンの条件や審査で重要視する内容は違うため、気になる金融会社を事前にしっかり吟味するようにしてください。
ここに掲載しているのは、正規の貸金業者と確認が取れたところのみとなっています。
意思能力の確認とは
不動産を所有する本人が本人の意思で不動産担保ローンを利用することを確認する意味があります。
『まだボケてないのに失礼な!』と思われるかもしれませんが、認知症かどうかというより、第三者に騙されて利用されていないか確認の意味合いもあります。
信じたくない話ではありますが、親族にいいように言われて不動産の名義変更をされてしまったり、「自分で返済するから」と担保不動産だけ貸したつもりだったのに、自分が借りて返済しなければならないことになっていたという事例もあります。
いらぬトラブルを避けるためにも、どういった契約内容であるかの確認は必須となります。
意思能力の有無については立ち会う司法書士に委ねられていますが、その判断基準には明確な取り決めがある訳ではありません。
通常本人確認と併せて行われます。
本当に不動産担保ローンを利用することに間違いはないか
担保不動産に間違いはないか
本人は不動産を担保に借り入れすることを正確に認識しているかどうか
上記の内容を、本人確認書類や不動産関連書類の提出、手続きを進めていく中で確認していきます。
こうして書きだしてみると、高齢者でなくても誰でも意思能力の確認は行われているんだとご理解いただけると思います。
名前や住所などを答えられない
文字を書くのが困難
これらの症状がある場合、たとえ不動産の所有者本人でも不動産担保ローンを利用することは難しくなります。
どうして70歳以上でも貸してくれるの?
高齢者に貸すのはリスクがあるのに、どうして消費者金融なら貸してくれるのかと疑問に思うかもしれません。
しかし不動産担保ローンには不動産という確かな担保がある分、無担保ローンよりリスクは低くなります。
また70代以上でも収入がある人はめずらしくないため、担保があって返済原資(返済に充てられるお金)があり、意思能力があるなら問題ないと考える融資会社はたくさんあります。
実際、最近はインターネットを使いこなす高齢者が多く、ネット申し込みで不動産担保ローンを利用する70代の方はよくいらっしゃます。