個人で借りる不動産担保ローンのメリット
無担保ローンより審査があまい
不動産という担保があるため、万一返済ができなくなった時には不動産を売却して負債を相殺することができます。
借りる方からすると不動産を失うリスクがありますが、貸す側からすればリスクが少ないため、無担保ローンよりかなり良い条件で借りれたり、無担保ローンだと借りれないような人でもお金を貸してもらうことができます。
まとまった金額を借りれる
担保があるため、総量規制（年収の3分の1までしか借入できない決まり）の対象外となります。そのため年収に関係なく、担保に見合った金額を借り入れできるようになります。
金利が低い
いざとなったら担保を売却して債権を回収できるので、低い金利で貸してくれます。
不動産担保ローンの場合、銀行とノンバンクであまり金利に差がないので、より納得できる条件で貸してくれる方を選ぶことができます。
年齢の上限なし
70歳以上になると、カードローンだけでなく担保があってもなかなか借りるのが難しいこともあります。ですが年齢の上限なしで借りれる不動産担保ローンなら、持っている不動産を活かすことができます。
70歳以上でも実際に貸した実績のある不動産担保ローン専門の融資会社がこちらです。
法人・事業主が借りる不動産担保ローンのメリット
実績がなくても開業資金が借りれる
新規事業のための資金を調達しようとしたとき、まずは国や銀行あるいは商工会議所などから借りることを考えると思います。
しかし国のローンは条件がせまくて、自分は当てはまらない場合もありますし、多くの人が最初に検討するローンのため、競争率も高いです。
また、銀行は絶対に損がでないように運用しなければならないため、少しのリスクでも避ける傾向にあります。
そのため、担保があるのにかなり慎重な審査となります。実績を重視して審査するのですが、これだと新規事業者は借りれないことになります。
全く借りれないということはないのですが、新規事業や開業でも借りれるのは、国家資格を取って個人で開業するような開業医や弁護士など本人の個人属性がかなり良い人となります。
商工会議所のローン（マル経融資）も前提条件がたくさんあり、商工会議所に一定期間所属した上で指導を受けたり、税金も完納していることが条件だったりするため、すぐに借りたい時や未納分の税金がある時には不向きです。ノンバンクで借入先を探す方が可能性があります。
審査が正確で早い
銀行やマル経融資などは申し込んでから実際借りれるまでに時間がかかるので、必要なときに間に合わない可能性もあります。
こういったケースで活用できるのが、ノンバンク系の融資会社の不動産担保ローンです。ノンバンク系の最大の特徴は、審査スピードの速さですので、国や銀行から融資を受けられる方でも、それまでのつなぎとして利用される方もいるくらいです。
そんなに早くてちゃんと審査してるの？と思われるかもしれませんが、不動産担保ローンを専門に扱っているところなら、まず大丈夫です。現地調査も専門家がきちんと行って、綿密な調査をした結果をみて審査します。不動産担保ローンを専門的に扱う会社には独自のネットワークがあるので、情報も正確ですし、進められる準備は並行して進めていってくれるので、全くの初心者でもだいたい2～3日で借りれるケースが主流です。
審査が柔軟で融通が利く
大手消費者金融や銀行だと、条件に一つでも当てはまらなければ融資してもらえないという減点方式の審査をしています。
しかしノンバンクの融資会社は、大手より個人個人にきめ細かく対応してもらえます。条件的に不利な部分があっても、他に良い所があれば、そこを考慮して総合的に見てもらえるので、大手より審査が柔軟です。
いろいろ金策に走ったけど無理だったという人でも、ノンバンクの不動産担保ローン専門の融資会社を最後の砦として相談してみる価値はあると思います。